初級その3: 弁当箱のパズル

悪魔め、どうして俺らから計算箱を取り上げるんだ！

俺らは計算が大の苦手なんだ。

計算箱がないと、足し算や引き算ができなくなって、村の経済が成り立たなくなるんだぞ！

計算箱を取り上げたのは、お前たちが計算が苦手だからだよ。

お前たちは簡単な計算をするのにでも計算箱に頼り切っているだろう。そんなことだから、いつまでたっても計算が上達しないんだ。

それは図星かも…

だから計算箱を取り上げることで、お前たちが計算を勉強するきっかけを作ってやったのさ。感謝するんだな！

そんな…勉強なんてしたくないよ！

お願いだ、何でもするから計算箱を返してくれないか？

頼む、この通りだ！

ふむ…そこまで言うなら仕方ない。では、お前たちにチャンスをやろう！

これから、頭を使わないと解けないパズルをたくさん出題する。すべて解けたら、計算箱を返してやってもいいぞ！

日頃から頭を使ってこなかったお前たちには、おそらくムリだろうがな！わはは！

パ、パズルだって…？俺らに解けるかなあ？

難しそう…しかし、やるしかない！計算箱を取り返すんだ！

その挑戦、受けて立つぞ！

ほほう…いい度胸だ。では、はじめよう！

お前たちに解いてもらうパズルは、 「弁当箱のパズル 」というものだ。

弁当箱だって？なんか美味しそうな名前だなあ…

そして、これがその「弁当箱のパズル 」だ。

なんとなく、見た目が計算箱に似ている気がするなあ。数字の代わりに、料理が入っているけど。

実はこの「弁当箱のパズル 」は、計算箱と密接な関係があるんだが、これについては後に説明する。

とりあえず今は、「弁当箱のパズル 」の実行 について見ていこう。

実行 すると、下のふたつの お寿司 が消えて、サンドイッチ だけが残った！

実は、これはある法則に則っているんだ。

今回は、お前たちにその法則が何か解き明かしてもらうぞ。

これだけだと法則が何か、まだハッキリと言えないなあ…もう少し他の例を試してみないと！

うーん、さっきと微妙に違うなあ…

では、弁当箱のパズルは、実行 する際にどんな法則に則っているか、そろそろ分かったかな？

う、うーん…

参考までに、今回紹介した4つの例をもう一度載せておこう。

ふーむ、なんとなく法則が見えてきたような…？

ほう。ではここで、 クイズの時間だ。法則が分かったかどうか、チェックしてやるぞ！

自信ないけど…やるしかない！